ねこのきもちが全然分からん

猫を飼っていますが奴の気持ちが全然分からない

茶々の爪とぎにガリガリウォールを買った結果

茶々の爪とぎで、家中の壁がめちゃくちゃにされたって話を前にしたと思います。

nekowakaran.hatenablog.com

子猫の頃に買った爪とぎタワーやキャットツリーで爪とぎができるようにしているのですが、体も大きくなってきて、背伸びしながら気持ちよく爪とぎができない環境になっているんじゃないかと、反省しました。

茶々にとってみたら、気持ちよく爪とぎできる場所がないので、仕方なく家中の壁で爪とぎをしているんじゃないかと思ったんです。

そこで、背伸びして爪とぎができるようにしようと買ったのがコレ↓

その名もガリガリウォールです。
早速アマゾンでポチりました。

届いたものを確認すると、爪とぎの部分はホームセンターで売ってるような段ボールのもの。
それを縦に使うもので、正直ちゃちい作りです。
まあ安いしね^^;

でも高さは90cmあるので、茶々が存分に背伸びをして爪とぎをすることができます。
マタタビの粉が付属でついていたんですが、うちの茶々は猫のくせにマタタビが苦手。
だからそのまま、いつもガリガリやっているリビングの壁に設置して様子を見てみました。

2・3日は様子を見ているような感じだったんですが、どうやら「コレは僕の爪とぎのためのものだ」と認識したんでしょうか。
気に入ってくれたようで毎日気持ちよさそうにガリガリやっています。

それからというもの、家の壁をガリガリすることはなく、ひたすらこのガリガリウォールで爪とぎをするようになりました。
嗚呼、もっと早く買っていれば、家中の壁がボロボロになることはなかったのに・・・・
わずか三千円弱で、家の壁を守ることができたのに・・・

と、かなり悔しい思いをしています。

茶々にとっても「もっと早く買ってくれてれば、家の壁をガリガリしなかったのに・・・」という思いなんでしょうが。
猫によって、爪とぎの時に好む姿勢があるようなんですが、背伸びして爪とぎをするのはストレス解消にもなるそうです。

壁をガリガリされて困ってるという人、オススメですよ。

やっぱり外が気持ちいい

うちの茶々、最近外へ出たがって仕方ないんです。
外と言っても、気ままに外をうろついたり遠くへ行きたいわけではなく、家の庭でくつろぎたいだけのようです。

僕が休日の時なんかは、玄関ドアの前でちょこんと座り「にゃぁ〜」と可愛い声で鳴きます。
要するに「外へ出してよ〜」とせがんでいるわけですね。

無視すると、ずっとずっと鳴き続けます。そりゃあしつこいですよ(笑)
だから根負けして外へ連れ出すんですが、猫用のリードは嫌がるので、ずっと僕が遠くへ行ってしまわないように監視しなくてはいけません。

それで、庭へ座らせるとなんとも気持ちよさそうに寝っ転がっています。
一応監視しているんですが、庭から外へ出ようという気がないみたいです。

「お前は冒険心ってものがないのか?」

と思いますが、いきなり遠くへピューっと脱走されたら大変なので、楽なもんです。
庭でくつろいで、たまに蝶々やダンゴムシと遊んでいます。
庭は芝生なので、気持ちいいんでしょうか。

一応僕も監視のために庭に出ていますが、最近は寒くなってきたし中に入りたいんです。
それで茶々に「はい、もうおしまい!中に入るぞ!」と抱っこして家の中に入れるんですが、しばらくするとまた玄関先で「にゃー」と鳴きます。

その度にまた庭へ連れ出すという無限ループ(笑)
休日はこうした感じでずっと茶々と遊んでいます。
確かに天気の良い日に芝生に寝っ転がると気持ちいいもんね。

でもチキンな性格なので、庭から外は怖くて出ないという茶々でした。

猫の愛情表現について

猫にも感情があって、好き嫌いの感情を表現するそうです。
特に好きな人に対しては、目をパチパチしたり、眠そうに細めてこちらを見るそうですよ。

うちの茶々は感情表現が豊かで(親バカ 笑)、僕の顔を見るといつも目を細めてパチパチしてくれます。
それからゴロンと寝転がり「撫ででくれよ」とゴロゴロ甘えてきます。

まあこの時の可愛さったらアンタ!
目に入れたら爪で大怪我しそうなので止めておきますが、目に入れても痛くないっていう表現は分かります!
そのくらいに可愛いんです。

こうした愛情表現が全ての猫に当てはまるのかは、分かりません。他の猫を飼ったことがないんで。
でも、猫を飼っている友達と話していると、概ね同じような感じで甘えるようです。

愛情表現だけじゃなくて、嫌な時やびっくりした時など、猫ってよくよく観察すると本当に表情豊かで、感情表現も豊かです。
一見クールに見えますが、そんな多彩な表現を見ていると、ますます可愛くなりますね。

ただ腹がたつのは、家の壁という壁が茶々の爪研ぎのステージになってしまっていることくらいですかね。
叱ってもわからないだろうし。
爪研ぎタワーや爪研ぎ機はしっかり置いてあるし、躾けるようにしているんですが、なにぶんそこは気まぐれな猫のこと。コントロールは難しいです。

まあ、猫を飼った以上は家の中が爪で引っ掻き回されることは織り込み済みと考えないと、ストレスを抱えることになるから、おおらかに行こうと考えています。

そうしたことも含めて「かわいい」茶々ですね。

茶々、カマキリと格闘

先日、茶々VS蛾の熾烈な戦いの記録を紹介したところですが、今回はカマキリとの格闘の模様をお伝えします。

ある夜のこと。
うちはリビングのシャッターを夜になると防犯目的で締めます。
昨日の夜もシャッターを閉めてリビングでくつろいでいたところ、茶々が窓際に来てじーっと窓の上の方を見ているんです。

何があるんだろう?と見てみると、窓とシャッターの間にカマキリが。
窓に張り付いていたのが、いきなりシャッターが閉まったものだから、逃げられなくなったんだろう。
それをじーっと眺める茶々。

でも高い場所にいるので、ジャンプしても届きません。
それでも飽きずに、じーっと見つめたままです。猫っていうのは、好奇心にあふれた動物ですね。

そこでちょっとイタズラ心が。
カマキリにはほんと申し訳ないのですが、ちょっと茶々と遊んでもらおうと思い、窓を開けてシャッターの内側にへばりついてるカマキリをそっと捕まえて、茶々の前に置いて見たんです。
すみません、下手すると動物虐待ですね 汗。
でも何かあれば、すぐにカマキリを救出できるように、心の準備はしていました。

さて、目の前にカマキリを置かれた茶々。
物珍しそうにちょっと眺めた後、パクッとカマキリを咥えるじゃないですか。
「まさか食べるのか?」とビビりましたが、そうではなく親猫が子猫の首元を咥えて移動するような感じで、カマキリを咥えています。

その後、トコトコと自分のお気に入りの場所までカマキリを連行し、口からパッと離して、あとは池乃めだかのように、前足でちょんちょんとカマキリをつついたり引っ掛けたりしながら遊び始めたのです。

ちょとだけ様子を見てると、どうやら遊んでいるようでした。
前足も爪が引っ込んで、出ていませんでしたので、危害を加えるつもりは全然ないのだとわかりホッと。

でもカマキリにしてみれば大迷惑だし、かわいそうだったので、ものの1分もしないうちにカマキリを茶々から救出して、外に逃してやりました。
カマキリさん、ごめんなさい。

さてそのあと部屋に戻ると、茶々がカマキリがいた場所などをウロウロ歩いて匂いを書いだり、窓際に行ってカマキリを探しています(笑)。

僕がカマキリを連れ出して逃したのを、ちゃんと理解できてないようで。
一生懸命「カマキリどこだ〜」「もっと遊ぼうぜ〜」と探し歩いているんですね。
こいつやっぱりバカだと思う反面、カマキリに危害を加えなかった優しさ?にちょっとほっこりしました。

猫って綺麗好きなんだね

うちの茶々だけじゃなく、猫って総じて綺麗好きだと思います。
というのはトイレが少しでも汚れていたり、ウンチの取り残しがあると、絶対におしっこをしません。
クンクン匂いを嗅いでいて、おしっこしたそうんしてるんだけど、我慢しているんですね。

そこでトイレシートを交換したり、砂を変えたりすると、安心してトイレをしています。
しかし、習性とはいえ必ず同じ場所で用をすませるのもすごいな〜っと思います。
他の場所でおしっこしないんですね。だから猫は1回トイレの場所を覚えこませると、後は楽です。
粗相をすることがありません。

それからこれも習性なんですが、自分の体を常に舐めて綺麗に(匂いを発散しないように)しています。
これは外敵に自分の匂いを分からせないようにする習性なんですが、体に鼻をくっつけてクンクン嗅いでも、匂いがしないんですね。
もしかして、自分が獣臭に鈍感になっているだけかもしれませんが 笑。

それでも、動物の中では匂いがしない方だと思います。
ちょっと本能を抑えていることもありますが。
というのは、去勢手術をしている関係もあるのか、猫のオスに特有のスプレー行動をしないんです。
あれって、強烈に臭いらしいんです。

知り合いの家の猫は去勢手術をしなかったからか、家のソファーがスプレー行動の標的にされてしまって、プシュッとソファーにおしっこをかけるくせがあったようです。
おかげでソファーは悪臭でたまらないことになって、捨ててしまったそうです。

うちはそんなことがないので、助かってますね。
まあ、壁ガリガリは相変わらずやっていますし、爪切りをめちゃくちゃ嫌がるので、爪切りができないのが悩みの種ですが。

とにかく、猫の意外な綺麗好きに感心しています。

茶々vs蛾。その熾烈なる戦いの記録

先日、茶々が「ニャ」という短い言葉を発して天井の方を見上げていました。
ずっと「ニャ」「ニャ」と言ってるので、何を見ているのかな〜と思い、天井を見上げたところ、小さな蛾が一匹とまっていました。

天井なのでいくらジャンプしても届くわけがなく、茶々は一人虚しく「ニャ」と言うしかありません。
でも可愛いんですよ、その「ニャ」が 笑。
攻撃的な「ニャー!」でも「シャー!」でもなく、「なんだあれは?できれば一緒に遊びたいぞ。こっちまで降りてきてくれよ!」という感じの好奇心満載の、可愛い「ニャ」なのです。

しばらくすると、その蛾が動いたのです。
パタパタと飛んで、照明の方に向かって行きます。茶々はそれを「ニャ」と言いながら追いかけるんですが、もちろん届くわけがありません。

家の一番高いところ(キャットタワー)に登っても、天井まで届きません。
仕方ないので、その蛾をパタパタと仰いで、茶々の方まで誘導することに。
でもそんなにうまく行きませんよね。蛾もかわいそうになってきます。

それで、蛾をパタパタと誘導すること5分。いい加減こちらも飽きてきたその時、タイミングよくその蛾が、茶々の行動範囲に入ってきたのです。

喜び勇んで、「遊ぼー!」と駆け寄る茶々。でも蛾は必死になって逃げます。
蛾は床に止まったので、茶々は猫パンチで応戦!でも本気でやっつける気がないのか、猫パンチも爪を引っ込めて、まるで池乃めだかのようです 笑。
茶々、優しいね〜。

そうこうしているうちに茶々は飽きてきたようで(猫ってほんとに飽きっぽい)、蛾が飛んでいても知らんぷりして寝てしまいました。
蛾も、「やれやれ」という感じでカーテンに止まって休んでいます。

ということで、ブログのタイトルのような「熾烈なる戦い」は全くありませんでした(煽ってすみません)。
可愛い可愛い、癒されるひと時でした。

家中爪痕だらけで困っています

猫を飼うときに、重々承知していたことなんです。
家中、爪で引っかかれたりして無茶苦茶になるのって。
そう、覚悟していたことです。

でもね、茶々。
そんなにあちこちで爪を研がなくてもいいじゃない。
昨日確認しただけで、壁6箇所が、茶々の爪研ぎ場担っているようで。
壁がボロボロになっています。

すでに和室の障子や襖はめちゃくちゃなってるし。
ちゃんと爪とぎ用のタワーや、爪とぎグッズは買ってあるんですよ。
でもそれらのグッズは、激しい爪とぎですぐにボロボロになってしまうし、そのグッズがダメになると、途端に壁でガリガリやっています。

もうこれは、猫の本能なので止めようがないのかな。
そもそも、爪とぎを禁止できるわけないし、無理にやめさせようとすると、ストレスかかるだろうし。
爪とぎって、猫のストレス解消にもなっているようですしね。
猫を飼っている家の宿命なんでしょうか。

そうそう、知り合いの家の猫(オス)は、マーキングがすごいらしいんです。
去勢手術をしていないオス猫は、マーキングがすごいらしくて、家のソファーがその標的になってしまい、すごくかぐわしい匂いを発散して、とても座れる状態じゃなく、泣く泣く高級ソファーを手放したそうです。
どこの家も、辛い状況ですね。

まあ、そんな感じですが、そんな人間の悩みなんかどこ吹く風という澄ました顔の茶々を見ていると、怒りが湧くはずもなく、可愛い〜っとなってしまうんですが。